
SNSの「正論」に傷ついていませんか?私が感じた取り残される恐怖
「自分だけ取り残されている」
そう感じたことはありませんか。
朝5時に起きて勉強。
隙間時間を完璧に活用。
土日は図書館にこもって集中。
SNSを開くたびに、そんな投稿が流れてきます。
正直に言うと、あの投稿たちに、何度も傷ついてる私がいました。
私の朝は、子どもたちの支度から始まります。
学校の準備を確認して、保育園の連絡帳を書いて、朝ごはんを並べる。
SNSで語られている「勉強の黄金時間帯」は、私にとって毎日の戦場です。
妻が仕事でほぼ家を空けている分、家事・育児・学校対応のほぼすべてを私が担当しています。
「ちょっと休憩」のつもりで座ったら、気づけばもう夕方になることもあります。
その日は結局、テキストを開けないまま勉強が終わってしまう。
そんな日が続くと、じわじわと焦りが積み上がっていきます。
SNSには「できた」話しか流れてきません。
だから余計に、自分だけが取り残されているような錯覚に陥ってしまうのです。
「在宅なのに、自分のことが何もできない」
そう感じたとき、この挑戦を続ける意味を見失いかけました。
でも、立ち止まって考えてみると。
SNSに投稿できる人は、そもそも違う環境にいる人かもしれません。
あなたと私が戦っているのは「同じ24時間」ではなく、「全く違う密度の24時間」なのではないでしょうか。
試験直前の入院と病気。絶望の中でもペンを握り直せた理由
「今年こそ」と決めた年に限って、なぜか家庭が揺れます。
今では懐かしい思い出ですが、社会福祉士の試験本番の1ヶ月前、子どもが怪我で入院したことがあります。
病室に付き添いながら、頭の片隅には試験のことが余儀っていました。
子どもが入院しているのにテキストを開くことへの罪悪感と、試験が近づいてくることで開かないことへの焦り。
その両方が同時に押し寄せてくる感覚は、うまく言葉にできませんでした。
別の年には、家族の体調に関わる再検査の通知が届きました。
病院への付き添い、結果を待つ時間「今年は無理かもしれない」と、本気で思いました。
それでも、ペンは置きませんでした。
華やかな理由ではありません。
「ここで止まったら、また同じ場所に戻るだけだ」という、静かで地味な確信だけがありました。
もうあの「スタート地点の焦り」には戻りたくない。
ただ、それだけは感じています。
完璧な環境が整うのを待っていたら、おそらく一生勉強は始まらないと思います。
人生は「完璧じゃない日」の方が、圧倒的に多いのですから。
専門家(保育士・社会福祉士)なのにイライラしてしまう自分への自己嫌悪
保護者向けの講演で、「お子さんの気持ちに寄り添うことが大切です」と話したことがあります。
子どもの環境や状況を丁寧に把握して、感情に寄り添う、それが専門職としての自分の言葉でした。
でも、家に帰ったら自分はどうだったか。
思い通りにならないスケジュールにイライラして、余裕をなくした自分が子どもにきつく当たってしまう瞬間がありました。
その自分を冷静に振り返ったとき、「私は本当に専門家と言えるのだろうか」と、正直かなり落ち込みました。
実はこれ、心理学では「認知的枯渇」と呼ばれる状態に近いものです。
人は判断や感情のコントロールを繰り返すと、脳のリソース(活動容量)が少しずつ消耗していきます。
家事・育児・仕事など数々のタスク(課題)をこなした後では、どんなに知識があっても「寄り添う余力」が残っていないことがあります。
保育や福祉の分野を勉強してきた私でも、自分の生活がパンクしているときは、この「仕組み」の崩れに自分一人では気づけませんでした。
保育や福祉の現場で相談に乗る立場にありながら、自分のことになると途端に盲目になってしまう。
そのとき、「今の状況をただ誰かに聴いてもらうだけで、脳の余白が戻ってくる」という経験をしました。
専門的なアドバイス以前に、自分の現在地を客観的に見てもらうことが、どれほど心を軽くするかを痛感したのです
専門家だから感情的にならない、ということにはならないのです。
だからこそ、自分に余裕があるときは、子どもたちの話をちゃんと聞けていました。
落ち着いてアドバイスもできていました。
問題は「知識や資格があるかどうか」ではなく、「そのとき自分に余裕があるかどうか」だったんです。
では、人は、自分に余裕があるときにしか、本当の意味で人に寄り添えないのではないでしょうか。
資格を取り、学びを深めることで自分に少し余裕が生まれると、今まで見えなかったものが見えてくるようになります。
余裕があることで子どもたちの表情の変化、家庭の中の小さなサイン、忙しい日々の中でも、自然と気づけるようになっていきました。
完璧な親でも、完璧な専門家でもなくていいと思っています。
「自分に余裕を作る努力」が、まわりまわって家族を守ることに繋がっていくのです。
勉強を続けることは、自分のためだけじゃないと気づいたのも、そんな経験があったからです。
40代の学びは「暗記」から「理解」へ。不合格から気づいた大人の勉強法
10代のころ、学校という場所があまり得意ではありませんでした。
人と関わることも、どちらかといえば苦手な方でした。
それでもアルバイトやボランティアを通じて少しずつ人と話せるようになり、「自分のように悩む人を支えたい」という気持ちが生まれましたのを覚えています。
その経験から、まずは幼少期の子どもたちを支えようと、保育士を目指したのがそのころです。
その後、大学で改めて学んだときに、忘れられない感覚がありました。
「あのとき現場でやっていた支援は、この理論が根拠だったのか」
点と点が線になる瞬間でした。
学ぶことで「吸収できる自分」に出会えた、初めての経験でした。
そして40代を迎え、新たな試験に挑んだとき、過去問を繰り返し解いて本番に臨みました。
でも実際の試験では、言い回しが少し変わっただけで答えが見えなくなっていたんです。
あとから振り返ると原因は「暗記」で乗り越えようとしていたことに気づきました。
その後、出会った先生にこう言われました。
「法律や理論の意味を理解すれば、どんな言い回しにも対応できる」
実はこれ、教育心理学でいう「深い処理」の考え方と重なります。
情報を表面的に繰り返す「浅い処理(暗記)」より、意味や構造を理解する「深い処理」の方が記憶に定着しやすく、応用も効くとされています。
暗記の沼にハマっているとき、自分では「頑張っているつもり」でした。
でも、あるとき恩師から
「さとっさん、それは『覚えよう』としているだけで、『わかろう』としていないよ」
と一言指摘されたことがありました。
そのたった一言の客観的な視点が、「はっ!と気づかさせてくれました。
一人で走っていると気づけない「視点のズレ」を修正してもらうことが、結果として最短のルートになったのです。
忙しい大人が限られた時間で成果を出すには、この「深い処理」こそが近道なんです。
その学びを実践すると、正答率が半分以下から8割以上に変わりました。
暗記は「正解を覚える」作業ですが、理解は「出題者の意図を読む」作業です。
これから資格勉強に取り組む方は、時間が限られているからこそ、「何を覚えるか」より「なぜそうなるのかを知る」ことに力を注いでほしいと思っています。
私はスマートな秀才ではありません。だからこそ、あなたの隣で伴走できます
正直に打ち明けます。
トイレに年表を貼って覚えようとしたことがあります。
お風呂で用語を呪文のように唱えたこともありました。
休みすぎて後悔した日も、計画が全く進まずに絶望した夜も、数えきれないほどあります。
これまでの経験を文章にすると、なんだかスマートな勉強をしているように見えるかもしれません。
でも実際は、試行錯誤しながら、迷いながら、ときには立ち止まりながら進んできました。
私は、不器用です。
だからこそ、「うまくいかない」という感覚を、頭ではなく体で知っています。
あなたが「なぜ続かないんだろう」と感じるとき、その気持ちを「私も一緒ですよ」と言える一人でいられると思っています。
資格取得の支援をしていると、みなさんの言葉を聞いて「わかります、私もそうでした」と感じることがたくさんあります。
スマートな勉強法を語るだけなら、教材やAIで十分かもしれません。
でも「自分と似た誰かが、それでも続けている」という事実は、理屈ではなく気持ちに届くものだと思っています。
一人で走ることが、独学の宿命ではありません。
笑顔で学べる環境は、一緒に走ってくれる誰かがいることで、初めて整っていくものだと感じています。
あなたの隣で伴走できる人として私は有りたいと思っています。
もし、まだ「誰かに相談すること」にハードルを感じているなら、こちらの記事を読んでみてください。なぜ、一人で抱え込まない人ほど結果が出るのか、その理由をまとめています。
▶[相談しながら進める人がうまくいく理由|資格勉強を一人で抱えないコツ]
おわりに
最後に、少しだけ想像してみてください。 誰にも言えず「今日もできなかった」と自分を責めて眠りにつく夜。その重たい荷物を、一度だけ私に預けてみませんか?
私は、保育士・社会福祉士として多くの悩みを受け止めてきました。そして同時に、今も行政書士試験に挑む一人の受験生でもあります。あなたが今感じている「焦り」は、あなたが一生懸命に生きている証拠です。
この30分間の無料相談は、あなたを指導する場ではありません。「今のあなたのまま」で、どうすれば笑顔で学び続けられるか。 そのための「仕組み」を一緒に探す時間です。
オンライン(Zoom)で行いますが、顔出しは必須ではありません。 また、無理な勧誘も一切ありませんので、相談だけで終わっていただいて大丈夫です。
頑張りすぎて疲れてしまう前に。まずは、言葉にすることから始めてみませんか。現役の受験生仲間として、あなたの挑戦を隣で応援できるのを楽しみにしています。
「まずは自分で仕組みを整えてみたい」という方は、私のリアルな時間術も参考にしてみてください。忙しい毎日の中に、少しずつ「学びの余白」を作るヒントを詰め込んでいます。

